パランガの日の入りの風景 リトアニアの風景
ヨーロッパ大陸とスカンディナビア半島に囲まれたバルト海に面した都市パランガは、リトアニアの西部に位置する町。美しい砂浜と、松林に囲まれた砂丘が二十キロメートルに渡って続く絶景のリゾート地として知られ、夏には国内外からバカンスに訪れる人で賑わう。その人気ぶりは「バルト三国の中で最も人気のある海のリゾート地」といえば「パランガ」の名を挙げる人が多いことからも窺い知ることができる。
カフェやレストラン、バーが立ち並ぶメインストリートは、シーズン時には歩行者天国となり、思い思いに楽しむ恋人たちや家族連れ、グループ客などでにぎわいを見せる。写真は、そんな喧騒が嘘のように、ひっそりと落ち着いた雰囲気に包まれた夕暮れのパランガの桟橋の風景。黄金色に煌めくバルト海とオレンジ色に染まる雲。時間は静かに過ぎていく。