シドニーのクリスマス オーストラリアのクリスマスの風景
日本がある北半球とは季節が反対の南半球に位置するオーストラリアのクリスマスは、雪の降り積もるクリスマス、いわゆる「ホワイト・クリスマス」とは縁がないが、クリスマスの時期になれば町はそこかしこがクリスマスのデコレーションで彩られ、ロマンチックな雰囲気が漂うのは北半球のクリスマスの町並みと変わらない。ただ、例えばシドニーの12月の日中の平均最高気温が25度前後と暖かく、「雪は無くてもクリスマスは寒い」という肌に沁みついた感覚からすると少し不思議な感じがしたりもするのだ。異なるのは温度だけではない。北半球では、クリスマスの飾り、イルミネーションといえば、温かみのある赤や黄色、オレンジ色などが多いような気がするが、クリスマスが「夏」のオーストラリアでは、青色や水色など、涼しげな色も良く使われる。
写真はそんなオーストラリアはシドニーの、クリスマスの飾りつけが施されたメイン通り(ジョージ・ストリート)の風景。季節や気温がどうであれ、今も昔もクリスマスは子供達がワクワクする時期であるのは変わらない。