ラグナ・コロラダ ボリビアの風景

ラグナ・コロラダ ボリビアの風景ラグナ・コロラダ ボリビアの風景 ボリビア・アルティプラーノ

抜けるような真っ青な青空の下に広がる目にも鮮やかな赤い湖「ラグナ・コロラダ」は、アンデスの4000メートルを超える高原地帯「アルティプラーノ」にある面積約60平方キロメートルの塩湖。チリとの国境に近いエドゥアルド・アバロア国立自然保護区に位置する「ラグナ・コロラダ」の湖面の標高は富士山山頂よりも高い4278メートルで、冷涼で乾燥した厳しい自然条件の下で、非日常的で幻想的ともいえるほどの印象深い美しさを放っている。湖の赤色は、湖に生息する藻の色素や、プランクトンの死骸などによって作り出される色合いで、深い所でも僅か1.5メートルの湖や湖畔には、フラミンゴやラマなどが思い思いに佇み、その景観に趣をつけ加えている。