冬の夕日 ブルージュ ベルギーの風景
中世の町並みが今も残る美しい都市として知られるベルギーのブルージュ(ブルッヘ)は、首都ブリュッセルから北西に100キロメートルほどの場所に位置する町。人口11万7600人ほどの人々が暮らす、面積138.4平方キロメートル(ベルギー国内では6番目)の、埼玉県の深谷市とほぼ同じ大きさの町です。
町の起源は9世紀にまで遡るという古い町で、今も町のそこかしこに残る伝統的な建築物や石畳の道、そして運河が作り出す雰囲気が訪れる旅人を虜にしています。
町の名前は、「橋」を意味する言葉に由来し、実際、町の中に張り巡らされた運河にかけられた数々の橋がこの町を特徴付けています。
写真はそんなブルージュの冬の夕暮れの風景。ヨーロッパの都市特有の少し憂いを含みつつも長い時間をかけて作られてきた歴史が柔らかに匂いたつ、美しい風景です。