12月の夜のウィーンの風景 ウィーン市庁舎前 オーストリアの風景

12 月の夜のウィーン市庁舎前の風景 ウィーン オーストリアの風景12月の夜のウィーン市庁舎前の風景 ウィーン オーストリアの風景

世界最大のオペラハウスの一つで「ミラノのスカラ座」「ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場」と並ぶ世界三大歌劇場の「ウィーン国立歌劇場」や、「ベルヴェデーレ宮殿」「シェーンブルン宮殿」「ホーフブルク王宮」「ウィーン美術史博物館」など、数多くある魅力的なウィーンの観光スポットの中でも人気観光スポットの一つ「ウィーン市庁舎」は、1872年から10年余りの月日と現代の貨幣価値にして約1億2,350万ユーロ以上もの予算をかけて築き上げられたネオゴシック建築(ゴシック・リヴァイヴァル建築)の壮麗な建物。幅127メートル、奥行き152メートル、尖塔の高さは105メートルと見た目以上に巨大な建物で、その総面積は実に11万3千平方メートル、部屋数はなんと1575室にも及びます。

今やウィーンを代表する建築物の一つであり、ウィーンを象徴するシンボリックな建物でもある「ウィーン市庁舎」の前に広がる「市庁舎前広場」では毎年11月の半ばごろから12月にかけてクリスマスマーケットが開かれます。煌びやかなイルミネーションと様々な装飾に彩られたクリスマスツリーや、食べ物や雑貨、クリスマスの飾りなどを売る屋台も出て、大勢の人々で賑わうのです。さらにはスケートで滑ることのできるアイスドリームも設けられ、家族連れや恋人たちがクリスマスシーズンのひと時を楽しみます。

写真はクリスマスシーズンの夜の光景。明るく輝く「ウィーン市庁舎」を背景にして、スケートを滑って楽しむ人々とライトアップされた木々が写り込んだ一枚です。