クリスマスの時期のローテンブルク・オプ・デア・タウバー ドイツ・バイエルン州の風景

クリスマスの時期のローテンブルク・オプ・デア・タウバー ドイツの風景クリスマス・シーズンのローテンブルク・オプ・デア・タウバー ドイツのクリスマスの風景 ドイツ連邦共和国バイエルン州フランケン地方

クリスマスの時期(11月下旬~12月)のヨーロッパでは、北はノルウェー、スウェーデンなどから南はポルトガルまで、大抵どこの都市でも大通りや大きな建物はクリスマスの装飾やイルミネーションで彩られ、広場や通りではクリスマス・マーケットが開かれていて、多くの方がイメージするような「ヨーロッパのクリスマス風景」を目にすることができます。特にパリやロンドン、ウィーンなどの大きな都市(人口の多い都市)では、その規模(クリスマス・イルミネーションやクリスマス・ツリー、クリスマス・マーケット)も大きくて数も多く、そんな華やかなクリスマスの光景を見に、食べ物、飲み物、ショッピングなどを楽しみに、国内外からやってくる沢山の人々で街は賑わいます。そうした大都会のクリスマス風景ももちろん素敵なのですが、人混みが苦手な方や、もっとこじんまりとした昔ながらの素朴なヨーロッパのクリスマスの風景を見たいという方には、小さな町や村がおすすめです。

今日ご紹介する「ローテンブルク・オプ・デア・タウバー」もおすすめの場所の一つ。伝統的な建物が数多く立ち並ぶ町として知られる所で、町全体が中世の雰囲気に包まれているような素敵な所です。「白川郷」などと同じく、「伝統的な雰囲気が残る場所」として世界的に有名な町でもあるので、観光客はそれなりにいますが、それでもベルリンやフランクフルト、ハンブルクなどと比べれば人口1万1千人ほどのこの町では賑わいも多少控えめで、絵本かおとぎ話に出てくるようなかわいい町の中、比較的落ち着いたクリスマスの時間を楽しむことができることでしょう。