世界の美しい風景 クリスマス・シーズンのマドリード マヨール広場の夜の風景 スペインの風景

冬の夜のマドリードのマヨール広場 スペインのクリスマス風景12月のマドリードの風景 マヨール広場のクリスマスマーケット スペインのクリスマス風景 

スペインのマドリードに観光で訪れたなら、誰もが一度は足を運ぶであろう、マドリードの主要観光スポットの一つ「マヨール広場」。このマドリードを象徴する広場は、かつては祭りや演劇、そしてスペインならではの「闘牛」などの催し物から戴冠式、そして処刑に至るまで、今となってはあまり考えられないことですが、映画やテレビなどがなかった時代の人々にとって、娯楽的要素や日常の鬱憤を晴らす役目もあったといわれるものまで、様々な行事、儀式、催し物などが行われてきたという広場です。

様々な商店やレストラン、バルなどが入る広場の周囲を囲む建物は、17世紀に建てられて以降、大火災で再建されたりしながら何世紀にも渡って人々の営みを見続けてきた建物。建物には9つのアーチが設けられており、それぞれ広場と通りを結ぶ出入り口となっています。

写真はそんなマヨール広場で毎年12月(実際には11月の下旬から)になると開催されるクリスマスマーケットの夜の光景。クリスマス用のデコレーションや、クリスマスの伝統的なベレン人形、雑貨に食べ物などが売られる店まで、100軒にも及ぶ様々な屋台が立ち並び、訪れる人の目や耳や舌を楽しませます。中欧や東欧地域のクリスマス・マーケットは、12月の23日、24日あたりで店じまいしてしまう場所も多いですが、マヨール広場のクリスマスマーケットは、12月31日まで開かれています。