リスボンのクリスマス 🎄 ポルトガルのクリスマスの風景
クリスマスシーズンは、北ヨーロッパや東ヨーロッパでは雪が降る地域も多く、特にノルウェーやスウェーデン、フィンランドなどでは、町全体が雪で包まれた中でのロマンチックな「ホワイト・クリスマス」を過ごせることが多いですが、一方で暖かいことで知られる南ヨーロッパでは、山岳地域を除いて12月でも雪が降ることはほとんどなく、比較的温暖なクリスマス(といっても場所によっては10度を下回ることもあるので、あくまで北欧などに比べて、ですが)となります。
ポルトガルのリスボンも12月の日中の平均気温は15度前後。東京の12月の日中の平均気温が12度前後なので、少し暖かい感じでしょうか。寒いのが苦手な方で、それでもヨーロッパのクリスマスシーズンを体験したい、ヨーロッパのクリスマスを見てみたい、という方にはおすすめの街の一つです。
町の通りではそこかしこでイルミネーションが輝き、広場ではクリスマスマーケットも開かれます。特にメインストリートは、毎年趣向を凝らした装飾、イルミネーションが施され、歩いているだけでもワクワクするような素敵な景色が広がります。重厚な建物ながらも普段はお堅そうなイメージのリスボン市役所や銀行などもイルミネーションで飾られ、素敵な雰囲気に。クリスマスマーケットでは定番のヴィーニョ・ケンチ(グリューワイン、ホットワイン)を飲むのもいいですし、甘い甘いチョコレート菓子を食べるのもまた楽しいものです。ビファナ(豚肉のサンドイッチ、ポルトガルのB級グルメ)や生ハムのサンドイッチ、ホットドッグなどをほおばりながら、可愛らしい雑貨を見たり、民芸品を眺めたり。地元の人々に交じって(観光客も沢山いますが)、クリスマスの時期ならではの素敵な時間が楽しめます。