冬のオックスフォード イギリスの風景
冬のオックスフォード オックスフォード大学マートン・カレッジとマートン・カレッジ・チャペル イギリスの風景
アメリカのハーバード大学と並び、世界の最高学府として知られるイギリスのオックスフォード大学。イギリスにはさらにケンブリッジ大学という知名度も学力も世界トップクラスの大学があるのが、さすがは「太陽の沈まない国」と呼ばれたかつての「大英帝国」といったところですが、そのオックスフォード大学がいくつもの大学の集合体であるということをご存知でしょうか?
もう少し正確にいうとオックスフォード大学には、学科を行う「department(デパートメント)」と大学生活の基盤となる「college(カレッジ)」から構成されており、学生たちは全部で39あるカレッジのいずれかに属しています。
そもそも「オックスフォード」というのは地名であり街の名前なのですが、街のそこかしこに「カレッジ」の寮や食堂、バー、チャペル、図書館などの建物があり、街全体が大学のような感じになっていて、「オックスフォード大学」という大学の建物はないのです。
写真はそんな「オックスフォード大学」の「マートン・カレッジ」の建物の冬の様子を聖マリア教会から写した一枚です。1264年に創設されたという長い歴史と伝統あるカレッジの厳粛な雰囲気が滲み出ている美しい光景です。