世界で一番最初に新年を迎える国
世界で最も早く新しい日がやってくる国「キリバス」は、太平洋の赤道付近に約350万平方キロメートルの範囲に渡って島々や岩礁が点在する国。陸地としての面積は約811平方キロメートル(世界第184位)でありながら、西の端はニュージーランドの北に位置するオーシャン島(東経169度32分)、東の端はハワイの南に位置するキリスィマスィ島(西経157度24分)でその距離実に約3870キロメートル、北端は北緯5度0分にあるテライナ環礁(ワシントン島)、南端は南緯11度25分のフリント島で南北間の距離2050キロメートルと、広大な範囲に渡って33の島々や岩礁があり、排他的経済水域は世界第三位の広さを誇る。写真はそんなキリバスの首都があるタラワの風景。Lを裏返しにしたような形の細長い環礁で構成されるタラワは、南側に空港や官公庁、銀行などが集まり、北側には自然が多く残る。小さなマングローブが青空に向かって立っていた。