いつかは訪れたい 一度は見てみたい中東の美しい風景
「中東」と聞いてどんなイメージを持つでしょうか?砂漠、石油、大富豪。そんなイメージをお持ちの方が多いのではないかと思います。一方で、「中東」と聞いて即座に「美しい風景」や「絶景」を思い浮かべる方はあまり多くはないかもしれません。そもそも、ヨーロッパやアジア、アメリカに比べれば、海外の旅行先としてはややマイナーな存在の中東。「仕事や留学等で滞在していた」、もしくは「旅行好きで中東も旅したよ」というような方でもない限り、中東にはなじみが薄い、という方が多いのではないかと思います。
まずは、「中東」に関してちょっとだけおさらいしてみましょう。「中東」とよばれる地域がどの国を含むかは幾つか解釈がありますが、「伝統的中東」とよばれるエリアには西アジア諸国の地域と、北アフリカのアラブ諸国が含まれ、国名でいうと、アラブ首長国連邦、イエメン、イスラエル、イラク、イラン、エジプト、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、シリア、トルコ、バーレーン、パレスチナ、ヨルダン、レバノンが含まれます。「中東の人口」はというと、エジプトの人口約9,000万人、トルコの人口約8,000万人、同じくイランの人口8,000万人をトップ3に、エリアを合計すると5億人を超える人口を数えます。これはヨーロッパ全体の人口とほぼ同じくらいの数。現在の主な産業は石油関連産業で、石油の埋蔵量、生産量、輸出量は世界最大です。
これらの地域の歴史と今を考えてみると、世界でもっとも古くから文明が発達した地域であり、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という、人類の歴史の中でも重要な意味を持つ宗教が生まれた地域でもあります。現在も、地政学的に見ても重要なエリアが含まれる地域。それが「中東」です。
そんな中東地域には、実は美しい風景を見る事の出来るスポットが数多くあるのです。歴史や文化に裏打ちされた美しくて素晴らしい建築物が多くあり、それらの建築物と周りの景色が融合した「絶景」を随所で見る事ができます。また、砂漠の印象がある中東には、あまり「山」のイメージは湧かないかもしれませんが、山岳地帯が広がっている場所も有り、そんな場所では「山」ならではの大自然の美しい光景を目にすることができます。さらには、ドバイをはじめとする高層建築が多く立ち並んでいる都市部の地域では近未来的な景色が広がります。
そんなわけで今日は、「中東のイメージ通り」の砂漠の美しい風景から、異国情緒あふれる美しい建物のある風景、現代的な高層建築とイルミネーションが美しい都会の風景まで、様々な中東の風景をご紹介しましょう。Beautiful photo.netがお届けする「中東の美しい風景25選」。