夕暮れのジュタ川河口付近の砂浜 チリの風景
アンデス山脈の西側にその源を発し、チリのアリカの中心部から数キロメートルほど北に離れた沿岸で太平洋に注ぎ込むジュタ川は全長147キロメートルの川。長さ6000キロメートルを超えるアマゾン川をはじめ、4880キロメートルのパラナ川、3382キロメートルのプルス川、3350キロメートルのジュルア川、2250キロメートルのオリノコ川など長大な大河が幾つも流れる南米においてはちょっとした川にすぎない長さですが、日本の川でいえば飛騨川とほぼ同じくらいの長さ、筑後川は多摩川よりは長い川となります。山がちで細長い国土である日本の川の長さと比べてもあまり意味がありませんが、南米大陸がいかに広大な面積を持っているかというのを表しています。
写真はそんなジュタ川が太平洋に流れ込む場所の夕暮れの雄大な風景。太平洋の遥か彼方、およそ16,500キロメートル先に東京があります。