夕暮れの駅の風景 オーストリアの風景

夕暮れの駅の風景 オーストリアの風景夕暮れの駅の風景 オーストリアの風景

面積約83,870平方キロメートル(世界112位)、人口約8,930,000人(同96位)と、現在の面積や人口で見てみるとヨーロッパの小国の一つといった感のあるオーストリアは、多少なりとも世界史の知識がある方ならご存知の通り、かつてはハプスブルク家が600年以上に渡って支配し、フランスやイギリス、ドイツ、ロシアと肩を並べた強大な多民族国家「オーストリア帝国」としてヨーロッパに君臨した。そんなオーストリアで鉄道が走ったのは1837年に首都ウィーンとブジェツラフ間が開通して以降のこと。現在は総延長6399キロメートルの鉄道がオーストリア国内を走っている。写真はそんなオーストリア鉄道の駅の夕暮れの風景。出発を待つ鉄道と線路に茜色の太陽の光が反射して旅情をかきたてる。