ロサンゼルスの風景 アメリカ合衆国の風景
アメリカの中ではニューヨークに次ぐ人口の多さを誇る都市ロサンゼルス。周辺も含めたロスの都市圏全体では1400万人以上の人々が暮らしているという世界的な大都市です。そんなロサンゼルスのダウンタウンには、写真奥の風景に見られるとおり、高さ335メートルのウィルシャー・グランド・センターをはじめ超高層ビルが何棟も立ち並んでいるのですが、現在のように超高層ビルが幾棟も立ち並ぶようになったのは、ニューヨークなどと比較すると意外にも随分と後のことなのです。
どういうことかというと、実はロサンゼルスには1958年まで27階以上の高層ビルを作ってはいけないという厳しい高さ制限がありました。地震が多いこともその一つの理由のようですが、高さ制限が緩和されて以降、特に2000年代に入ってから耐震性に優れた超高層ビルが幾つも建てられるようになりました。現在、居住用として建てられた超高層ビルや、オフィス、ホテル、ショッピング・モールなどが入ったビルなど、様々な超高層ビルが立ち並んでいます。