いつかは訪れたい 一度は見てみたいマレーシアの美しい風景
マレー半島とボルネオ島北部にまたがるマレーシアは、面積約33万平方キロメートルの国土に約3,200万人の人が暮らす国。サンスクリット語で「山脈のある土地」を意味する「マラヤドヴィパ」を語源とする「ムラユ」の国、というのが国名の由来です。実際、マレー半島部の実に半分以上の面積が海抜150メートルを超えているという山がちな国で、最高峰のキナバル山(標高4095メートル)が聳えるクロッカー山脈をはじめ、幾つもの山脈が国土を貫いています。また、国土の半分以上(約58.2パーセント)が熱帯雨林に覆われており、2000種類を超える植物が繁茂し、210種の哺乳類や620種の鳥類、250種の爬虫類、150種以上の両生類が生息しています。一方、全長760キロメートルに及ぶ国内最長のラジャン川や、全長560キロメートルのキナバタンガン川、全長459キロメートルのパハン川といった幾つもの川が流れ、南シナ海やスールー海にそそいでおり、流域に住む人々、田畑を潤し、様々な動植物を育んでいます。そして、海には大小さまざまな島々が点在、「最後の楽園」と呼べるようなどこまでも透き通った海と青い空の美しい風景で、訪れる者を魅了してやみません。というわけで、今日はマレーシアの風景をお届けします。南国情緒溢れる絶景から、高層ビルの立ち並ぶ都市部の景観、長閑な田園風景から壮大な山並みと大自然、精緻なイスラム建築と夕暮れの海や朝焼けの空が融合した幻想的な風景まで、魅惑の国マレーシアの様々な風景をお楽しみください。Beautiful photo.netがお届けする「マレーシアの美しい風景20選」。
マレーシア ペナン スブランプライ 夕暮れのモスクとペナン港
マレーシア スルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・モスクの夜の風景