冬の朝のブダペスト　ハンガリーの風景

雪のブダペスト　ハンガリーの風景

冬の朝のブダペスト　漁夫の砦とセーチェーニ鎖橋と雪のブダペストの街並み　ハンガリーの風景

ヨーロッパの都市は、たいていどこも長い歴史があり、伝統的な建物が立っていて、美しいところも多いですが、その中でも特に美しさで定評のあるハンガリーのブダペストは、その景観の美しさと伝統的な建物が数多く立ち並ぶ魅力から「ドナウの真珠」「ドナウの女王」「東欧のパリ」などと呼ばれ称されます。

中でもドナウ川の両岸に位置する歴史地区と、エルジェーベト広場とヴァーロシュリゲットをつなぐ通りで両側にハンガリー国立歌劇場やヨーカイ広場、フランツ・リスト広場、郵便博物館、コダーイ記念館などのほか庭園のある大邸宅や大使館、大学、商業施設などが立ち並ぶ「アンドラーシ通り」は、「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」の名で世界遺産にも登録されているのです。

「ブダ城」や「マーチャーシュ聖堂と三位一体広場」と共にその世界遺産の構成資産の一つになっているのが「漁夫の砦」です。城塞があった場所に「ハンガリー建国千年祭」の際のプロジェクトの一つとして、1895年から1902年にかけて建設されたもので、ネオロマネスク様式の立派な建物と、展望台から眺めるブダペストの素晴らしい絶景は、ブダペストの中でも最も人気のある観光名所の1つになっています。

写真はそんな「漁夫の砦」と、「セーチェーニ鎖橋」や「ドナウ川」などを望む風景。雪のブダペストの街並みが朝日を受けて美しく輝きます。