ブエノスアイレスの風景 アルゼンチンの風景

ブエノスアイレスの風景 アルゼンチンの風景ブエノスアイレスの風景 アルゼンチンの風景

南米の都市の中ではブラジルのサンパウロやリオデジャネイロ、ペルーのリマ、コロンビアのボゴタなどと並ぶ大都市ブエノスアイレス。「南米の~」という枕言葉がなくとも、世界でも20番目の人口1500万人の人が住む巨大都市です。

ヨーロッパや北米と比べると飛行機での移動時間が長いことなどもあって、長期旅行者やベテラン旅行者、海外経験豊富なビジネスマンや外交官、そして在住の方を除いて、日本人にはそれほど馴染みのある都市ではありませんが、古い建物などが多く残っていることもあり、「南米のパリ」とも称される美しい都市です。

歴史や政治経済に詳しい方ならご存じかもしれませんが、第一次世界大戦までは世界の富裕国の一つにも数えられた農業・牧畜大国アルゼンチンも、工業化への転換がうまくいかなかったことなども原因として1970年代を契機に経済が悪化、南米トップの座をブラジルに譲っていますが、それでも依然として南米の重要都市の一座を担っています。