南チロルの秋の風景 秋のイタリアの風景
ドロミテの山々とカステルロット村 南チロルの秋の風景 イタリアの風景
「ヨーロッパ・アルプスの風景」といえば、緑の山や丘、咲き乱れる花々、遠くに雪を抱いた険しい山があり、手前では草をのんびりと食む牛たちがいて・・・まるで「アルプスの少女ハイジ」のような典型的なスイスの風景を思い浮かべる人も多いでしょう。牧歌的で平和で美しい風景。そんな大多数の日本人が想像するであろうヨーロッパの美しいアルプスの山の風景は、もちろんスイスで見られますが、そのほかスイスにほど近いオーストリア西部の山岳地帯に広がるチロル地方も有名です。
そしてもう一つが、かつてのオーストリア領であり、現在はイタリア領となっている南チロル地方。切り立った岩峰であるドロミテ山塊がそびえる迫力の風景と、かれんな花々が咲き乱れ、素晴らしい緑の丘が続く風景。夢に見そうなほどに美しく、平和で抒情的な風景が広がっています。写真はそんな南チロル地方のカステルロット村近くの秋の風景。遠くに雪を抱いた山々、色づく木々、とんがり屋根の教会、そして草を食む牛、休む牛。まさに平和を絵にかいたような美しい光景です。