タスコの夕暮れ メキシコの風景
メキシコ南西部に位置するゲレーロ州の町「タスコ・デ・アラルコン」通称「タスコ」は、メキシコの首都メキシコシティから南南西に約170キロメートルほどの場所に位置する都市。タスコはかつて銀山の町としてしられ、採掘自体は廃れたものの、今も銀細工や装飾品、銀製品などを産する都市として有名な所です。また、銀山時代に築かれ発展した町は傾斜地に広がっており、路地が入り組んでいて独特の美しい景観を持つ町としても知られます。その美しさと歴史から、2002年には、「歴史的な建造物などがあり、歴史や伝統、伝説など特別な魅力があって、「魔法のように魅惑的な観光地」を選出すること」を目的に設けられた「プエブロ・マヒコ」にも選ばれており、国内はもとより広く海外からも沢山の観光客が訪れる人気の観光地となっています。
写真はそんなタスコの町の夕暮れの風景。傾斜地に築かれた町と、伝統的な家屋と教会が夕暮れの光でピンク色に染まるその風景は、まるで絵のような美しさ。まさに魔法のように魅惑的な魅力を持った街なのです。