イスファハーンのイマーム広場 イランの風景

イスファハーンのイマーム広場 イランの風景イスファハーンのイマーム広場 イランの風景

イランの首都テヘランから南へ直線距離で約340キロメートルの場所に位置するイスファハーン(エスファハーン)は、人口約158万人ほどの人々が暮らす都市。テヘラン、マシュハドに次ぐ同国第三位の大都市として知られています。町の歴史は古く、諸説ありますが一説には今から2500年ほど前のアケメネス朝(紀元前550年~紀元前330年)に遡るともいわれます。イランのほぼ中央部という地理的な要衝にあって古くから交通、交易の拠点、中継点として栄えてきました。1598年には、16世紀から18世紀にかけて栄えたサファヴィー朝(1501年~1736年)の首都となり、最盛期を迎えます。その繁栄ぶりと町の美しさは内外に広く知られ、「Esfahān nesf-e-jahān ast(イスファハーンは世界の半分)」と謳われるほどであったといいます。

写真はそんなイスファハーンのイマーム広場の朝の様子を写した一枚。サファヴィー朝時代に築かれたペルシャ建築の傑作ともいわれる「イマーム・モスク」の美しさがなんとも印象的な一枚です。