九份の夜景 台湾の風景

九份の夜の街並み 台湾の風景九份老街の夜景 台湾の風景

台湾の首都であり、高さ500メートルを超す高層ビル「台北101」をはじめ幾つもの高層ビルが立ち並び、260万人以上の人々が暮らす大都会・台北。香港の夜景と比べても勝るとも劣らないとまで称される現代的な夜景の美しさでも知られますが、一方で古くからの建物が立ち並び、日が暮れてからもレトロな雰囲気をまとった昔の家屋が並ぶ町並みの美しい夜景が見られる場所として知られるのが、台北市から距離にして約40キロメートル、車で1時間ほどの場所にある九份です。

かつて金の採掘が盛んであった頃に栄えた街で、金の採掘量の減少と共に町も廃れていったのですが、映画「悲情城市」のロケ地となったことで、その美しい旧市街の街並みに魅せられた観光客が訪れるようになり、今では人気の観光名所となっています。石畳の路地と階段、古い建物、揺れる赤い提灯。タイムスリップして古い時代に紛れ込んでしまったかのような異空間の美しさ。ジブリ映画のファンには「千と千尋の神隠し」のモデルの一つになったという噂も。公式には否定されているようですが、確かに場面によってはそんな風に見えるシーンもあるかもしれません。

それはともかく、昔の風景が好きな人、レトロな雰囲気が好きな人、狭い路地や石畳が好きな人、そしてアジア的な雑然とした美しさが好きな人にとっては、その楽しさ、美しさを存分に味わえる場所です。