タコの天日干しの風景 ナクソス島 ギリシャの風景

タコの天日干しの風景 ナクソス島 ギリシャの風景タコの天日干しの風景 ナクソス島 ギリシャの風景

ヨーロッパやアメリカなどでは「タコ」はあまり食べられていないことで知られています。慣習的な理由であったり宗教的な理由であったりするようですが、一方でスペインやイタリア、ポルトガル、そしてギリシャなどでは比較的普通に食べられています。例えばスペインでは「Arroz con Pulpo」という料理が名物料理、郷土料理の一つとなっています。日本語に訳すと「タコ飯」ですね。

ギリシャのキクラデス諸島にあるナクソス島もタコを食べる地域として有名な場所。ナクソスに限りませんが、これらの地域に行くと港などで獲れたばかりのタコを干している光景を目にします。日本とは食文化が全く違う異国で、日本の港町で見かけるような風景を見るのはちょっと不思議で興味深いですが、同時にすこしほっとするというか、ポルトガルの港町の路地裏でイワシを焼いているのを見かけた時と同じような懐かしさに似た郷愁があります。当然、調理法は日本とは異なりますが、魚介類の料理に馴染みがある日本人の口にはとても合う料理も多いのです。