世界の美しい風景 クリスマスシーズンのケベック・シティ旧市街の夜の風景 カナダのクリスマスの風景

クリスマスシーズンのケベック・シティ旧市街 カナダの風景クリスマスシーズンのケベック・シティ旧市街の夜の町並み カナダの風景

世界第二位の面積を誇る998万4670平方キロメートルの国土に約4000万人強の人々が暮らすカナダ。1867年7月1日に英国領北アメリカ法(BNA法)の発効によりカナダ自治領となり、さらに1931年、ウェストミンスター憲章の制定で自治権が確立した、国家としては若い国ですが、街・都市としては、イギリスやフランスの支配下にあった時代に作られた歴史と伝統のある町が何か所か存在しています。

その一つが、カナダのフランス語圏の都市であり、ケベック州ではモントリオールに次ぐ第二の都市であるケベック・シティです。この町は、1608年にフランスの探検家で地理学者でもあったサミュエル・ド・シャンプランによりその礎が築かれたといわれる都市で、街のシンボル的存在のシャトー・フロンテナックや、北米でも最も古いといわれる繁華街「プチ・シャンプラン」を含む旧市街は「ケベック旧市街の歴史地区」として世界遺産にも登録されています。

写真は「オールド・ケベック・シティ」とよばれるケベックシティの旧市街のクリスマスの時期の夜の通りの風景。中欧~東欧あたりの中世の小都市の光景を想起させる伝統的な家屋が石畳の道沿いに並んでおり、街灯やクリスマスツリーや花々とイルミネーション、家の明かりなどが合わさって、童話の中の挿絵の様な美しい光景となっています。