スースの海岸 チュニジアの風景

スースの海岸 チュニジアの風景スースの海岸 チュニジアの風景

北アフリカにあるチュニジアの首都チュニスから南方へ約140キロメートルの場所に位置するチュニジア第三の都市スースは、「サヘルの真珠」(※)の別称を持つ、人口約43万人の人が暮らす都市。街の成立は紀元前九世紀頃までさかのぼるという古い都市で、旧市街は世界遺産にも登録されている、歴史と伝統美溢れる都市ですが、一方で地中海に面した美しい場所としても知られ、ビーチリゾートとしての顔も持っている都市です。(※「サヘル」は一般にはサハラ砂漠の南側の縁の地域を指すことが多いですが、このサヘルはチュニジアのサヘル地方のこと)

写真はそんなスースの沿岸部を空から撮った風景。地中海といえば多くの人がイタリアやモナコなどをイメージするかもしれませんが、下の地図を見れば一目瞭然、地中海の南側に突き出すようにしてあるチュニスは、まさに美しい地中海の様々な恩恵を享受することのできる代表的な地域の一つなのです。