タイ パヤオ 霧と朝日の風景タイ パヤオ プー・ランカー森林公園の霧と朝日の風景

プーケットに代表される海のリゾートと並ぶ、タイの魅力の一つ、山や森の豊かな大自然。タイに77ある県の一つでタイ北部に位置するパヤオは、標高1697メートルのルワン山や標高1550メートルのクンメーファート山といった山々が聳え、北東部ではラオスと国境を接しており、森や山の自然を堪能できる地域だ。そのパヤオのチェンカム郡とポン郡に跨って位置するピパンナム山脈にあるのが、国によって森林が保護されている「プー・ランカー森林公園」。

2002年5月8日に設立された広さ約12.48平方キロメートルの公園で、標高約900メートルから約1700メートルほどの山々が点在、早朝に山の合間に広がる幻想的な「霧の海」が見られる場所として知られる。特に標高1728メートルのプーランカーの山の上は、「黄金に輝く霧」「隣国ラオスの町並み」といった絶景を見る事の出来るスポットとして有名で、国内外から数多くの観光客が訪れる。

写真はそんなプー・ランカーの朝の絶景。立ち込めた霧と朝焼けの空、周囲の山々のコントラストが、見る者の心を揺さぶる。(タイ北部で霧がよく見られるのは、乾季である11月~2月頃。)