バイカル湖の夕日 冬のロシアの風景
南北長約636キロメートル、最大幅約80キロメートル、面積約31,722平方キロメートル(琵琶湖の約46倍)の「バイカル湖」はシベリアの南西部に位置する湖。
世界最深の湖として知られると共に透明度世界一の湖としても知られる湖で、その透明度は40メートルに及ぶと言います。地球上にある淡水の約2割というとんでもない量の淡水を湛える湖でもあり、2500万年前に出来たと推測されている世界で最も古い湖でもあるのです。
写真はそんなバイカル湖の冬の夕方の風景。真冬には寒い時ではマイナス30度を優に下回る極寒の地にあるバイカル湖は、その厚みが2メートルを超えるともいわれる分厚い氷に覆われます。
湖の水は凍結して膨張して盛り上がり、折り重なるようにしてそこにあるのです。
透明度の高い湖の氷が時間をかけて分厚く凍結すれば、それは素晴らしく透明で青みがかった美しい氷たちになるのはある意味当然のこと。
そこに、夕方の太陽の光があたって輝く、その光景が美しいのも、ある意味当然のとこなのかも知れませんね。