夕暮れのアレナル火山 コスタリカの風景

夕暮れのアレナル火山 コスタリカの風景夕暮れのアレナル火山 コスタリカの風景

北にニカラグア、南にパナマと国境を接し、東をカリブ海、西を太平洋と面した国コスタリカ。面積約51,100平方キロメートル、人口は約510万人と、国としてはとても小さな国ながら、その独特の魅力で多くの人々を虜にしてきた中央アメリカの国です。その魅力とは国土の約25%が国立公園や保護区に指定されているという自然の豊かさ。現在は4割ほどまでに減少していますが、かつては国土の9割以上が森林であったということからもその豊かさをうかがしることができるでしょう。世界の生物多様性の約5パーセントをコスタリカが占めているともいわれ、特に昆虫に関しては世界で一番昆虫が多い国として、昆虫好きには天国として知られているのです。

写真はそんなコスタリカにそびえるアレナル火山(ボルカン・アレナル)の風景。首都サンホセから北西に約90キロメートルの場所に位置する火山で、富士山と同様の成層火山であるため、円錐形をした美しい山容でも知られます。