夕暮れのエル・ニド パラワン島 フィリピンの風景

夕暮れのエル・ニド パラワン島 フィリピンの風景夕暮れのエル・ニド パラワン島 フィリピンの風景

インドネシアに次いで、世界で二番目に島の多い国フィリピン。かつては7100あまりといわれていた島の数はその後の調査でさらに増えて、一番新しいデータでは7,641(外務省HPより)の島々があるという。(日本には有人島、無人島合わせて6,852の島があるといわれる。)

それらの島々の中には、マニラやケソン、ダバオといった大都市のあるルソン島やミンダナオ島、さらにはリゾート地として有名なセブ島などから、名前もつけられていないような小さな島まで含まれているが、セブ島の属しているビサヤ諸島やカラミアン諸島、スールー諸島といった大小さまざまな島々も含むフィリピン海域の島々を総称して「フィリピン諸島」と呼ぶ。それらの島々の中でも、特に絶景好き、自然好きの旅人に知られているのがパラワン島だ。

フィリピンの中では5番目の面積を持つこのパラワン島。透き通るような海、美しい砂浜という「穏やかな南国の絶景」が見られると同時に、標高2千メートルを超える山とそこに生い茂る密林という、「荒々しくも手つかずの大自然の絶景」を楽しめる事でも知られている。

写真はそんなパラワン島の北部に位置するエル・ニドの風景。荘厳な夕焼け空とその絶妙な色を反射する静かな海、湧き上がる雲と切り立つ島のシルエットが「絶景」を作り出している。