マンハッタンに沈む美しい夕日 ニューヨークの風景

マンハッタンに沈む美しい夕日 ニューヨークの風景マンハッタンに沈む美しい夕日 ニューヨークの風景 アメリカ合衆国の風景 アメリカ合衆国ニューヨーク州

毛皮の交易のために作られた植民地にその起源があるという街、ニューヨーク。当初はオランダ人が入植し、オランダの首都の名にちなみ「ニュー・アムステルダム」と呼ばれていました。徳川家康が江戸幕府を開いてから十年ほどが経ち、大坂冬の陣・夏の陣が勃発した1614年のことです。当時、マンハッタン島に住んでいた先住民に対しオランダ側が支払った金額は1000ドルともいわれています。驚くのは当時の金額で1000ドルというわけではなく、現在の価値にしておよそ1000ドルということ。

その後、1664年に今度はイギリス人がこの地を征服、イングランド王ジェームズ2世(ヨーク公)にちなみ、街は「ニューヨーク」と呼ばれるようになりました。イギリスの支配の元、ニューヨークは貿易港として発展、1775年~1783年にかけての独立戦争でアメリカが独立し、ニューヨークはアメリカ合衆国の最初の首都になったのです。アメリカの首都はその後、フェラディルフィアを経てワシントンDCに移りましたが経済・文化などの中心都市としてニューヨークはさらに発展し、現在人口880万人以上を抱える全米最大の都市となっています。