フローレス島の風景 インドネシアの風景

マンガライの家 インドネシアの風景マンガライ族の家 フローレス島 インドネシアの風景 インドネシア 東ヌサ・トゥンガラ州

17,500以上といわれるインドネシアに数多くある島の一つフローレス島(フロレス島)は、バリ島からティモール島の間に点在する小スンダ列島を成す島々の一つ。地質学的にアジア大陸につながったことのない島であり、固有種も生息。コモドオオトカゲが生息していることでも知られています。

そんなフローレス島にはンガダ、シカ、リオ、マンガライなどの民族が独自の文化を保ちながら暮らしていることでも知られます。中でもマンガライ族の家は円錐形の高床式の独特の構造を持つ家で、伝統的なこの円錐形の大きな家屋に複数の家族が文字通り一つ屋根の下に暮らしているのです。とはいえ、この島にも現代化、文明化の波が押し寄せ、数多くの貴重な家屋が時代遅れのものとして破壊されてしまいましたが、Wae-Reboの集落に残されていた伝統家屋が観光資源となり得ることに目を付けた行政により、保存、修理、再建などが行われ、そのおかげで今も伝統的な風景がかろうじて残されています。