ウユニ塩湖の絶景 ボリビアの風景

ウユニ塩湖の絶景 ボリビアの風景ウユニ塩湖の絶景 ボリビアの風景

青空や白い雲、時間帯によっては朝焼けや夕焼け、そして満天の星空などが、波一つない鏡面のような水面に写り込み、その鏡張りのような幻想的な絶景で知られる南米・ボリビアにあるウユニ塩湖。一度でも足を運んだことがある方ならご存じかも知れませんが、この絶景はいつでも見られるわけではなく、ウユニ塩湖に水が溜まる12月~3月までの雨季の時期に限られています。そう、富士山の山頂とあまり変わらない標高3700メートルの乾燥した高地にあるウユニ塩湖は「塩湖」とは呼ばれているものの、本来は「ウユニ塩原」であり、気の遠くなるような長い時間をかけて出来上がった広大(その面積は約約11,000平方キロメートルで東京都の面積の約5倍!)な塩の平原なのです。乾季の時期には文字通り塩の平原が続いているのですが、雨季になってまとまった雨が降ると「塩の平原」の上にうっすらと水たまりができ、そこに空や雲や夕焼けや朝焼けや星空が反射して幻想的な景色になるという訳なのです。

写真はそんなウユニ「塩湖」の「塩原」の姿を写した一枚。鏡面のような絶景を見たい方は2月ぐらいがベストシーズンですが、写真を見ても分かる通り、水のない乾季の時期の「塩の大地」がどこまでも続く広大無辺の景観も絶景であることには変わりなく、鏡面の風景とはまた違った雄大で幻想的な光景を目にすることができるのです。