冬の朝のバンスカー・シュチャヴニツァの風景 スロバキアの風景
古くから金銀をはじめとする鉱物を産出、「鉱山都市」として栄え、その遺構と歴史的な町並みで世界遺産にもなっているスロバキアの町「バンスカー・シュチャヴニツァ(バンスカー・シュティアヴニツァ)」。
スロバキアの首都「ブラチスラヴァ」から約170キロメートル、車で約2時間ほどの場所に位置します。
現在は人口一万人ほどの小さな地方都市ですが、往時にはハンガリー王国の中核都市として栄えた町で、19世紀半ば頃には衰退するものの、それ以前は鉱山生産の中心地として大いに賑わいを見せたといいます。
写真はそんな「バンスカー・シュチャヴニツァ」の町並みを見下ろす冬の朝の幻想的な風景。中世の頃から時が止まったままにも見える伝統的な町並みの美しさ。数百年前に同じ場所から見下ろしても、ほぼ似た様な風景が見えたのかもしれないとも思えば感動的な光景です。