グリーンランドの犬ぞり グリーンランドの風景

グリーンランドの犬ぞり グリーンランドの風景グリーンランドの犬ぞり グリーンランドの風景

北極海と北大西洋の間に位置する世界最大の島「グリーンランド」。西側にはバフィン湾を挟んで北極諸島があり、南東側にはアイスランド、ノルウェー海を隔ててノルウェー、西南側にラブラドル海を挟んでカナダのラブラドル半島が位置しています。国としてはデンマーク王国に属しますが自治領であり、自らの政府と議会を持っています。国土の大部分が北極圏に位置する世界最北の地でもあり、グリーンランド(緑の地)の名に反してその8割以上が氷と万年雪に覆われていることでも知られます。南極大陸以外では唯一の永久氷床で覆われた場所なのです。そんなグリーンランドには、日本の5倍以上という広大なその面積に比しては少数ながらも約6万人弱ほどの人々が暮らしています。おもな産業はエビなどを主とする漁業と加工業ですが、観光も重要な収入源となっており、世界最北の極寒の美しい地を目指して世界中からやってくる観光客はその雄大で荒々しくも美しい風景を楽しんでいます。

写真はそんなグリーンランドの犬ぞりの風景。カナダやアラスカ、北欧のラップランドなどでも用いられる犬ぞりですが、元々は極地の移動手段や狩りの手段として欠かせないものでした。現在ではスノーモービルなどの文明の利器がありますが、それでも伝統的に暮らしている人々は犬ぞりを用いているほか、スノーモービルなどの人工的なものでは体験できない世界観を堪能できるとして観光客にも人気のアクティビティとなっています。

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