アフリカ大陸最高峰キリマンジャロの山頂「ウフルピーク」 タンザニアの風景

アフリカ大陸最高峰キリマンジャロの山頂「ウフルピーク」 タンザニアの風景アフリカ大陸最高峰キリマンジャロの山頂「ウフルピーク」 タンザニアの風景

「アフリカ」といえば、一般的にステレオタイプのイメージとして「暑い」「熱帯」「ジャングル」「ライオンやゾウといった大型の動物たちが生息している所」といったイメージがありますが、当然のことながら3000万平方キロメートルを超える広大なエリア面積を持つアフリカ大陸には、サハラ砂漠や熱帯雨林(ジャングル)、大型の草食の動物たちが多く暮らすサバナ(サバンナ)などの地域のほかにも様々な場所があり、「寒い」場所もあれば、「熱帯」ではない場所ももちろんあります。

例えば、エチオピアの大部分を占める一帯は高原地帯となっていて標高は1500メートルを越え、最も高い場所(エチオピアの最高峰)「ラスダシャン(ラス・ダシャン山)」の標高は富士山よりも高い4550メートル。それでもアフリカ大陸の中では四番目の高さであり、その上に第三位の標高5109メートルのアフリカ中部の「ルウェンゾリ」、第二位の標高5199メートルの「ケニア山」、そして第一位の標高5895メートルの「キリマンジャロ」があるのです。

アフリカ大陸の中央部を赤道が通っており、それも理由として「アフリカ」=「暑い」というイメージを抱く人も多く、「アフリカ」と「雪」はイメージ的に結びつかない人も多いかもしれませんが、標高が高いところでは気温も低く、雪が降ることも珍しくありません。標高5000メートルを超える「ルウェンゾリ」「ケニア山」「キリマンジャロ」では万年雪があることでも知られているのです。

写真はそんな「キリマンジャロ」の山頂、標高5895メートルの「ウフルピーク」の風景を写した一枚です。所々岩が顔を出してはいるものの、見渡す限りの雪で、知らない人が見たら「ここがアフリカである」ということをにわかには信じられないかもしれません。ちなみにエベレストをはじめとする他の大陸の高峰は、主に地殻変動で出来上がった山であるのに対し、このキリマンジャロは独立峰の火山であり、看板にも英語で表記がありますが、山脈にない独立峰としては世界で最も大きくて高い山としても知られます。また山域を含む一帯は「キリマンジャロ国立公園」として世界遺産にも登録されています。